デザインと書道

 

「どこまでが『書』で どこからが『デザイン書』なのか」

興味深い作品がありましたので載せてみました(岡桑玄作品集より)


岡 桑玄 1980年(昭和55年)44歳 独立書展会員賞受賞作
「断」 大作200cm×360cm

断

会員賞の岡桑玄は、構成の美しさ、書線の強さ、たくましさを土台とした
オブジェとして、書を視覚芸術化することに成功している。
デザイン書とは違って、デザインとのギリギリのところで書線を生かした
構成を試みている。 書道美術新聞(昭和55年2月1日)より

 

「書線」とは…?
線の芸術と言われる書道
「書線」は「切ったら血が出る線」と教わりました。

「デザイン書とは違って、デザインとのギリギリのところ」とは…?
デザインを基盤とするデザイン書道(商業書道)は
書作品とは制作の目的が異なる場合が多くあります。
線の動き、白の美しさ、文字としての構成など他にも…
制作するにあたり 「書」と「デザイン書」は
反対の方向に向かう部分が多いのかもしれません。

答えは、
書道とデザイン どちらにも取り組んでみなければわからないでしょう。

「どこまでが『書』で どこからが『デザイン書』なのか」
1999年 岡桑玄氏に師事してまもなく そう問われてから
模索する日々がはじまりました…